イギリスの陶芸家、Steve Harrisonの思想やスタイルを知るトークショー
Jun 03, 2009 @ 17:13
by Yukari Iki

Steve Harrison (スティーブ・ハリソン)というイギリスの陶芸家をご存知ですか?
http://www.steveharrison.co.uk/
Steve Harrison "Tea HOUSE"
DATES:2009/05/30-2009/07/05
PLACE: display
南青山にあるarts & scienceのdiplayという店舗。
その店舗内にて彼の"tea house"作品展が開催されるとともに、スティーブによるトークショーが開催されました。
その彼が放つ言葉をお客様に伝える助っ人として、微力ながら言ってまいりました。
display内におとなしく並べられた数々の彼の陶器達。
その陶器に囲まれながら、スライドショーとともに様々なストーリーが話されました。
彼とソニア・パークさんとの出会いのきっかけとなった作品の紹介から、
イギリスでのアトリエや自宅を紹介しつつ自身のライフスタイルを説明したり、
2つとして同じものを制作しないというアーティストとしての美学、
そして夢のプロジェクトであったtea house(今回日本に運ばれdisplayという店舗にて展示されております)のストーリー、等々、整然と展示された作品が、彼を見守っているかのように、ソニア・パークさんの世界観あふれる"display"の静かな心地よい空間に、スティーブ特有のリズムが流れます。
トークショーの最後に、彼が来日期間中に自身のノートに書き留めた想い。
その言葉は彼を熟知しているソニア・パークさんにしか翻訳できない彼の真意と想い。
それが誰でもそうですが、やはり世の中、人と人、人との信頼関係。
私もその精神を今まで通り失わずに、「知ってる間柄だから伝えられる」、
そういう様々な仲間と今まで同様生きていきたい、そう再度確信した数時間でした。
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日本にいる私達は日本の陶器の良さを肌感覚で身近に感じています。
もちろんアメリカはアメリカで製作されている陶器ってスタイルとして共感がもてる質感をしているなとも思えます。
しかしながら、その陶器もどのデザインも、作り手によってその表現する力や色の魅力は様々。
今回ご一緒させていただくことになり、お店にいって、作品をみてしまったら、買ってしまうかも、、、
そんな自分の習性を熟知しているからこそ、「いくら見てしまって気に入ってしまったからって買わないで速攻帰ってこよう」と思っていたのですが、予想のとおり、その色合いと型にほれてしまいました、わたし。
もちろん言い訳としては、自分のもの用として購入はせず、選りすぐられた陶器を際立たせる機会が多いであろう大切な人が手掛けた映画公開記念のギフトとして(6/6公開初日を迎える食べれる映画"eatrip":)
青は青でもこのスティーブが自身が構えるあの写真でみた窯で焼き上げたあの色。
人は、作品の裏にある人柄、思想、作品行程、その人自身のキャラクターを知れば知るほど
単なる色や、単なる型、だけでは終わらない、知ってるから&理解してるから自分の近くにおいておきたい。
そういう思いで、商品やデザインに惹き付けられ購入にまでいたるもの。
はあ…、買っちゃった…、、、と嬉しため息をつきながら、ずっと見続けていたいこの陶器。
ぜひ皆さん、displayに脚を運んでみて下さい。
人との出会いと一緒で、その2つとない陶器に出会っちゃいます。
陶器集めをしたくなる衝動、また始まってしまったのかもしれないです。
http://www.arts-science.com/
Steve Harrison
1967年生まれ。ロイヤルカレッジオブアーツの陶芸修士課程を終了。ロンドン郊外にワークショップと窯を餅、製作活動を行う。主な代表作には、塩が釉薬のソルトグレーズ手法をつかったマグカップやジャグなど。